事務局次長の藤瀬です。5月21日(土)に第21回通常総会を無事に開催することができました。昨年度同様、今年も会場とオンライン参加での開催となりました。
オンラインと対面合わせて約50名の方にご参加いただき、昨年度の活動と決算のご報告、また今年度の計画をご承認いただきました。また、今年度は今後3年間の中期方針も立て、総会の場で発表いたしました。ミャンマー、ウクライナ・・・と混乱の続く世界ではありますが、今こそ地球市民として、仲間を増やしながら、互いに連携し、世界をより良い方向にしていけるよう活動を推進していきたいと考えています。(詳細は、後日ホームページに2021年度年次報告書を公開します)
事務局長でもある岩永清邦とTPA(地球市民の会の略称)ぎふ所属の片岡浩二さんという2名の新理事も加わりました。
当会の活動を支えてくださった皆様に対し、表彰状も贈らせていただきました=写真下。
総会の後は、”世界の混乱期に今一度、「地球市民」を考える ~クーデター・危機の支援活動から見えてきたこと~”と題して、イベントを実施しました。 一昨年からの新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に加え、ミャンマー、アフガン、ウクライナと世界各地で大きな混乱が生じている現在、私たちはNGOとして何をすべきか、「地球市民」として今後どのように行動していくのか、皆さんと考えました。
オンラインで講演していただいた人道支援コンサルタントの井川定一氏は、NGOの経営等にも調査や提言をされており、2020年の熊本の豪雨災害のあとは、長期間にわたりボランティアとして支援に携わっておられるなど、活躍は多岐に渡ります。この基調講演は「今、問われる“NGO” としての役割」と題して、1.私たちが住む世界~人道危機の現状~、2.日本の国際協力 NGO を取り巻く5つのメガトレンド、3.日本の国際協力 NGO が求められている役割という内容を、具体的な数字を示しながら、今こそ、世界がNGO を求めている時代はないということを説得的に語ってくださいました。
さらに、事例紹介として、①ミャンマー復興支援活動事例と②ウクライナ危機支援活動事例を柴田と山路が行いました。
続いて、モジョコンサルティング合同会社の代表長浜洋二氏をコーディネーターに迎え、「“地球市民”を考え、これからの地方のNGOとして」という対談を井川氏・小原会長・柴田理事対談が行いました。=写真下=
最後に、「好きなことを言い合う会」として少人数のグループでディスカッションがあり、場が大いに盛り上がりました。=写真下=