ミンガラーバー。ミャンマー駐在の鈴木です。12月から1月にかけて、「自分でつくるオンラインスタディーツアー」というワークショップ型ツアーを実施しました。全4回で、土曜日の午後に開催しました。参加者は大学生から大人の方まで、7名でした。
当会は、以前からスタディーツアーを多く開催してきました。たくさんの参加者の方と接する中で、自分なりに問題意識やテーマを持つと学びが深くなることがわかってきました。同じものを見て、同じ解説を聞いていても、テーマがある方からはたくさん質問が出てきます。リアルなスタディーツアーが開催できない今、学びを最大化するためにはテーマを決めることが大事だと思い、ワークショップ型スタディーツアーを企画しました。
1日目にワークショップで互いの関心を話し合い、「ミャンマーの教育とアート」にテーマを決めました。2日目は教育編。今のミャンマーの教育はどうなっているのか、新カリキュラムについてなど、私が調べてきたことを皆さんにシェアしました。また、ミャンマー人スタッフにも入っていただき、少数民族の教育についてなどインタビューしました。3日目はアート編。参加者の方からミャンマーのアートについて解説をいただき、ミャンマーのアーティストをよく知る方にインタビューをしました。4日目は、現役のアーティストさん2名をお招きし、インタビューをしました。そして、振り返りの時間をとりました。

当初の予想以上に学びが多く、深いツアーとなりました。やはり、テーマ設定は大事なようです。また、参加者の方がメインで発表されたり、インタビューできるアーティストさんをアレンジしてくださるなど、「自分でつくるスタディーツアー」という名前にふさわしいツアーを作ることができました。参加者の方が主体的に動いてくださったことで、スタッフである私自身もとても学びの多く、楽しいツアーとなりました。

今後も、自分でつくるスタディーツアーを実施していきたいと思っています。テーマは何になるのか、どんな学びの経験ができるのかは参加者次第!一期一会のツアーです。楽しみにしていてください。