ミャンマー駐在員からのお便り
ミャンマー駐在・鈴木です。7月から続いてきたコロナが落ち着き、町にも少し活気が戻ってきました。レストランでも座って飲食ができるようになりました。乾季となり、結婚式やお祭りができる時期になったため、小規模な集まりは少しずつ行われ始めています。しかし、爆弾事件や逮捕などはまだ続いています。
一部の地域では激しい攻撃がいまだに続いています。特にチン州の被害が大きく、国内避難民が増え続けています。地域によってはネットが切断されているため、ほとんど情報が入ってきません。
コロナが落ち着いたため、11月に学校が再開されましたが、爆弾騒ぎ等の不安もあり、登校率は10%くらいだと聞いています。進級テストが行われるという話も聞きますが、よくわかりません。
銀行機能の麻痺、物価の上昇、停電、インターネット不安定、検問の強化などの状況は相変わらず続いており、不自由で不安な日々を過ごしています。一時期に比べて銀行の待ち時間は少し解消されましたが、現金の引き出し制限は継続しています。インターネットの料金が2倍以上に値上げされたり、チャット安による物価の上昇で、市民の生活は厳しいです。停電も例年より頻繁で、長時間にわたっています。
日本からの直行便は月に数本のみで、長期滞在者のみが利用できるようです。気軽に行き来できるようになるには、まだ時間がかかりそうです。